インタビュー

INTERVIEW

vol.1 Chestnuts山上さん〈前編〉
【きっかけ】お母さんたちの居場所があったら

第1回はフランス紅茶と地元野菜を使った料理の1Dayカフェを
主催されているChestnuts(チェスナッツ)の山上聖子さんです。
全3回でお届けします。

vol.1 Chestnuts山上さん〈前編〉【きっかけ】お母さんたちの居場所があったら

「カフェというスタイルで

みんなが寛いで喋れる、元気になって帰ってもらう場をつくりたい」

 

――普段どのような活動をされていますか。 

「美味しいフランス紅茶とおしゃべりを楽しむ時間」をテーマに、私が作る自家製パンとお菓子、
メンバーが作る地元の野菜を使ったランチ、フランス紅茶で1dayカフェを開催しています。ただのカフェではなく、思春期の子どものことで悩んでいるお母さんたちの居場所を作りたいという思いから、ゆっくりフランス紅茶を飲みながら、共感できるお話の場づくりをしています。

 

――活動を始めようと思ったきっかけは何ですか。

私自身、子どもの思春期で落ち込んだり悩んだりすることが多かったんです。そんな子育てに一息ついた時に周りを見渡してみると、同じように不登校だったり、発達障害だったり、子育てで悩むお母さんが周りで増えていることに気づいて。
小さい子どものお母さんたちがお話する場はあっても、思春期の子どもで悩むお母さんたちのための場がなかったから、私もその悩めるお母さんの一人として、そういう場があるといいなと思ったんです。
しかも、いかにも「相談する」という形ではなく、おいしい紅茶と一緒に会話をする「カフェ」という形式ばらないスタイルで、みんなが寛いで喋れる、それで元気になって帰ってもらう居場所があったらいいのに、と考えたのがきっかけです。

 

――なるほど。活動を始めてどのくらい経つんですか。

本格稼働してから、まだ1年弱です。子育ての悩みが一段落した1年半前に、心の整理がてら占いに行ったら、背中を押してもらえて(笑)
そこで言われた「今までの10年間あなたはすごく大変だったけど、今からの10年間は自分のことを考えなさい」という言葉が心に引っかかって。それで、改めて「私って何がやりたいんだっけ?」って考えたら、「私カフェやりたかったんだ!」という気持ちが強くなってきたんです。本当は、おばあちゃんになってから…なんて思っていたんですが、「あ、今やっちゃおうかな」って。やっぱりお母さんに元気がないと子どもを元気づけられませんから、自分のやりたいことを始めようと思いました。
それからすぐに行動に移して、衛生管理の資格を取得して、「こういう場を作りたいんだけど、一緒にやらない?」って声をかけて仲間を募ったり、カフェができる場所を探したり。去年(2016年)の9月に初めてカフェを開催しました。
あっという間に突き進んでいきましたね。でも実際にやってみると、心と、気力、それから考えなきゃいけないことも多くて体力もすごく使うので、今始めてよかったなと思います。調理するにも1日中、立っていることになりますから。

 

――すごいですね。1年弱でこんなに活動が広がるって。

そうなんですよ。あっという間に常連になって来てくれる方や、賛同してくれて手伝ってくれる方もいて。周りがちょうど子育てが一段落した世代でもあるので、みんな何かやりたいなっていう気持ちをもっていて「私も行く行く!」みたいな。一緒に楽しんでくれる人たちに恵まれたと思います。(下の写真は住宅展示場スペースでの1DAYカフェの様子)

 

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